箱崎にある文化遺産「大学湯」

東区箱崎にある 大学湯(@daigakuyu07 )へ寄り道。

HOOD天神のあずささん(@azzurri_nog) さんに紹介していただき、アーティスト活動ともに、大学湯の運営をされている銀ソーダさん(@gin_soda_46 )と色々とお話しさせていただきました!

銀ソーダさんのアートの迫力を身体全体で浴びる空間。


アート、建築、歴史、大衆文化のコラボレーションは圧巻‼️
ぜひ、体感してほしいです✨

10年前に銭湯としての役目を終えていますが、壊すのはもったいないと、大学湯に小さなころから通っていた銀ソーダさんが立ち上がり、現在はアートスペースやレンタルスペースとして運営されています。

とはいえ、昭和7年創業で福岡大空襲など戦争も経験している建物の老朽化はすさまじかったようです。

街の記憶を残すという大きな企画ですが、現実は厳しく補修するにも、多大な資金が費用必要だったとのこと。

ただ、今の時代は多様な挑戦を受け入れる社会の仕組みはでじ始めており、「クラウドファンディング」で補修資金の一部を集めることができたようです。

昭和7年創業の大学湯

ただ、実際にスタートを切った後にコロナ禍。

文化保存自体が、収益とは距離があるプロジェクトです。マネタイズを考えると、大学湯の建物や内装には文化的な重みもあるため、雰囲気を残しつつ飲食やサービス店舗にすると盛り上がりそうですし、募集すると実業家はすぐに集まると思います。

ただ、銀ソーダさんご自身は、マネタイズは大切だが、改修は最低限にし、銭湯や当時の生活空間を保存することに比重を置きながら創意工夫していきたいとのことでした。


都市文化の保存と継承。

非常に壮大なテーマを民間の力でチャレンジしている大学湯、銀ソーダさん。

会話の途中で銀ソーダさんが、ふと漏らした言葉に感動しました。

「大学湯から世界へ発信したい!」


向かって左 アーティスト 銀ソーダさん


大学湯のプロジェクトは日本の銭湯文化も担っていると思います。

idobata店主は、浅草の蛇骨湯、上野御徒町の燕湯、銀座の金春湯、目黒の文化浴泉など、東京に行った時はどこかの銭湯に駆け込んでいる銭湯好きです。

アジアの玄関口である福岡から「銭湯」を軸にした日本の文化を発信する拠点。

大きな可能性を感じて、店主もワクワクしました。

idobataでできることは限られていますが、「イドバタライバーズ」と同様。

①紹介

②告知

③コラボ

こちらの3点でご協力していきたいと思います。

一緒に発信できると楽しくなりそうです!!

昭和7年創業時から使われているロッカー
男湯のお湯が出てくるところも、当時のまま残っています。


九大が移転する前まで営業されていました。当時のままの番台に座らせてもらい感動の店主。


店主は、近現代史も興味がある分野であるため、旧帝国大学跡地で学生たちの暮らしを支えていたことなど、想像したりと、頭の中で処理しきれないくらい、この空間はたまらないですね。

すぐには文書に書ききれないため、じっくりとレポートを書きたいと思います!


素敵な時間を過ごすことができました✨

追申、ズーさん、ありがとうございました‼️
銀さん、今後ともよろしくお願いいたします✨

※視線が女湯寄りになっているのは、憧れ故でございます。

夜は昔の雰囲気を彷彿させてくれます。

✏︎……………………………………………………✏︎

銀ソーダさんのYouTube



follow us
@daigakuyu07
@gin_soda_46
@idobata_kasuga


この記事を書いた人

idobata店主

店主のモットー
「遊びを仕事に、仕事を遊びに」